交通事故の用語集

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死傷損害説

交通事故における損害の概念について、通説である差額説に対しては、逸失利益の算定は死傷者の余命などに基づく仮定にすぎない、被害者の所得などで差異が生じるのは生命の価値に差を設けることにつながる、といった批判があります。そこで、死傷損害説は、生命侵害や傷害による損害は、財産的損害と精神的損害を全て総合して1つの非財産的損害とみて、これに対する適切な賠償額を全体として判断すべきであると考えます。そして、積極支出、逸失利益や精神的苦痛は損害そのものではなく、死傷という損害の程度を反映し、これを金額に換算する資料に過ぎないと捉えます。この死傷損害説には、収入の格差による個人差を抑制できるなどの利点があります。他方、被害者以外の近親者を被害者とすることができなくなる、死傷自体の金銭的評価が困難である、損害額の認定が裁判所のまったくの自由裁量となってしまうなどの批判もされています。

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