裁判例集
交通事故の損害賠償の裁判例: 東京高裁H16-2-26
交通事故の裁判例
酒気帯び居眠り運転により死亡した被害者の慰謝料として、本人分2000万円、夫固有の慰謝料400万円、子2名の固有の慰謝料各200万円の合計2800万円を認めた。
交通事故の裁判例判旨
本件事故については、Jにおいて飲酒による影響があるにもかかわらず運転を継続したため運転中に仮眠状態に陥り、Hに衝突するまで同女の存在に気が付かなかったという本件事故の態様やその他本件に顕れた一切の事情を考慮すると、Hの死亡慰謝料は二〇〇〇万円、控訴人Kの固有慰謝料は四〇〇万円、控訴人N及び控訴人Tの固有慰謝料は各二〇〇万円と認めるのが相当である。