裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 東京地裁H18-7-28

交通事故の裁判例

死亡慰謝料の算定につき、交通事故は加害車両の運転者が三軒の店で飲酒を重ねた後の運転中、仮眠状態に陥ったことにより引き起されたものであること、運転者は事故後救護等の措置を講じていないことなどを考慮した。

交通事故の裁判例判旨

Hは、本件事故当時一九歳の大学生であり、当日もアルバイト仲間との忘年会からの帰宅途中に本件事故に巻き込まれたのであって、Hに落ち度というべき事情は全く見受けられず、事故の態様も、Hをボンネットに跳ね上げた上、フロントガラスに衝突させ、そのまま疾走して約七五m余り前方の路上に転落させて脳挫傷等の傷害を負わせて死亡させるという、無惨なものである。これに対し、被告Rは、本件事故後、現場を離れ、救護等の必要な措置を講じていない(甲一の二)。そして、本件事故は、被告Rが飲酒後の運転中に仮睡状態に陥ったことにより引き起こされたものであるが、被告Rは、本件事故当時、三軒の店で飲酒を重ねた後に、本件車両を運転していたのであり、飲酒の量も、事故後においても、呼気一リットルにつき〇・五五ミリグラムという高濃度のアルコールが検出されたほどである。このほか、被告Rの飲酒運転は日常的であったと認められることなど本件に顕れた一切の事情をも併せ総合考慮すると、Hに対する死亡慰謝料は二五〇〇万円が相当である。

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