裁判例集

一覧へ戻る

交通事故の損害賠償の裁判例: 東京地裁H14-10-29

交通事故の裁判例

アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、1人を死亡させ1人を負傷させた上、救護等の措置も講じなかった者に、危険運転致死傷罪等を適用した。

交通事故の裁判例判旨

 被告人は,
第1 平成14年1月23日午後11時10分ころ,東京都多摩市a×丁目×番地の××先道路において,運転開始前に飲んだ酒の影響により,前方注視及び運転操作が困難な状態で,普通貨物自動車を時速約20キロメートルで走行させ,もって,アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自車を走行させたことにより,そのころ,同所において,進路前方で信号に従い停止中のA(当時17歳)運転の普通自動二輪車に自車を衝突させ,よって,同人に加療約2日間を要する頚椎捻挫の傷害を負わせた
第2 上記第1記載の日時・場所において,上記第1記載の普通貨物自動車を運転中,上記第1記載のとおり,Aに傷害を負わせる交通事故を起こしたのに,直ちに自車の運転を停止して同人を救護する等必要な措置を講じず,かつ,その事故発生の日時及び場所等法律に定める事項を,直ちに最寄りの警察署の警察官に報告しなかった
第3 同日午後11時13分ころ,同市b×丁目×番地の×先道路において,運転開始前に飲んだ酒の影響により,前方注視及び運転操作が困難な状態で,上記第1記載の普通貨物自動車を時速約80キロメートルで走行させ,もって,アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自車を走行させたことにより,そのころ,同所において,左前方を同方向に進行中のB(当時19歳)運転の原動機付自転車に気付かないまま上記高速度で急に左転把したため自車を上記B運転車両に衝突させ,同車もろとも同人を轢過し,よって,同人に大動脈挫傷,脳挫傷,脾臓損傷等の傷害を負わせ,同月24日午前2時39分ころ,同市永山1丁目7番1号日本医科大学付属多摩永山病院において,上記傷害に基づく出血性ショックにより死亡させた
第4 上記第3記載の日時・場所において,上記第1記載の普通貨物自動車を運転中,上記第3記載のとおり,Bに傷害を負わせる交通事故を起こしたのに,直ちに自車の運転を停止して同人を救護する等必要な措置を講じず,かつ,その事故発生の日時及び場所等法律に定める事項を,直ちに最寄りの警察署の警察官に報告しなかった
ものである。

弁護士による交通事故の示談・慰謝料増額の無料相談【HOME】へ

一覧へ戻る

  • 交通事故で被害に遭われた方、そのご家族の方へ。
    損害賠償・示談の相談は、無料相談からお問い合わせください。
  • フリーダイヤル0120-980-856
  • 365日24時間いつでも受付中!
    お気軽にお電話ください!

  • 無料ご相談フォームへ