裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 最判S45-4-21

交通事故の裁判例

被害者の慰謝料請求権は、被害者の死亡により当然に発生し、放棄または免除等の特別の事情の認められないかぎり、被害者の相続人に相続される。

交通事故の裁判例判旨

 不法行為による精神的苦痛に基づく損害の賠償を請求する権利、すなわち、慰藉料請求権は、被害者の死亡によって当然に発生し、これを放棄、免除する等特別の事情の認められないかぎり、被害者の相続人がこれを相続することができると解して、被上告人らがその被相続人である亡井本清一の本件慰藉料請求権を相続したものと認定した原審の判断は、当裁判所昭和三八年(オ)第一四〇八号昭和四二年一一月一日大法廷判決(民集二一巻九号二二四九頁)の判旨に照らし、正当として首肯することができる。原判決に所論の法令解釈の誤り等はなく、論旨は採用することができない。

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