裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 大阪地裁H18-3-22

交通事故の裁判例

飼い犬の死傷により控訴人が受けた精神的な苦痛に対する慰謝料として一〇万円を認めた。

交通事故の裁判例判旨

(1)パピヨンの損害 一五万円
《証拠略》によれば、控訴人が所有していたパピヨン(本件事故時生後約一歳六か月)は、血統書付きであり、控訴人のセラピー犬として使用されていたことが認められ、パピヨン犬は、一般に購入価格がペットタイプは一五万円以上、ショータイプが三五万円以上であり、平均寿命は一六年より少し長い位であることが認められる。これらのことからすると、パピヨンが死亡したことによる財産的損害は、一五万円と認めるのが相当である。
(2)パピヨンの火葬関係費用 二万二〇〇〇円
《証拠略》によれば、控訴人は、パピヨンの死亡に伴い火葬代として二万一〇〇〇円を支払い、また保冷用のアイス購入代として一〇〇〇円を支払ったことが認められるから、パピヨンの火葬関係費用として二万二〇〇〇円を要したことが認められる。
(3)シーズーの治療費 八万八二〇五円
《証拠略》によれば、シーズー(本件事故時生後約七か月)は、本件事故により左側座骨骨折の傷害を受け、控訴人はその治療費として八万八二〇五円を要したことが認められる。
(4)慰謝料 一〇万円
《証拠略》によれば、控訴人は、パピヨンらをセラピー犬として飼っていたところ、本件事故によるパピヨンらの死傷により、精神的なショックを受け、病院への通院日数が増えたことが認められるところ、パピヨンらの死傷により控訴人が受けた精神的な苦痛に対する慰謝料としては一〇万円を認めるのが相当である。なお、本件事故後の被控訴人の対応については、慰謝料増額事由とは認められない。

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