裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 大阪地裁H15-7-30

交通事故の裁判例

飼い犬に被告車両が衝突、負傷させた交通事故につき、飼い犬の動物病院での治療費と、通院のために利用したタクシー代を損害として認めた。

交通事故の裁判例判旨

 上記第一の二(4)及び上記第一の二(3)【被告の認否】イによれば、本件事故時、原告Sが散歩のために連れていた原告Hの飼い犬(ゴールデンリトリバー)が、被告車両と衝突し、頭部打撲、左側胸部裂傷、消化器内損傷等の傷害を負い、夜間救急動物病院及びT動物病院で治療を受け、その治療費が六万〇三〇〇円であったことは当事者間に争いがなく、甲二の八、同六の一ないし四、原告S本人尋問の結果及び弁論の全趣旨によれば、原告Hは、上記飼い犬に、本件事故当日(平成一二年一二月二八日)は夜間救急動物病院、同月二九日及び三〇日はT動物病院で治療を受けさせたが、その際にはタクシーを利用し、その料金は合計二七三〇円であり、上記傷害内容に照らせばタクシー利用の必要性が認められること、正月を挟んだ平成一三年一月一一日は、普段から掛かり付けのT獣医科医院で血液検査を受けさせ、その費用として五〇〇〇円を要したが、上記傷害の内容から、同検査の必要性が推認されること、本件事故によって上記飼い犬の首輪が破損し(甲二の八・四枚目)、これを買い替えた新しい首輪の代金は四八〇〇円であったことが認められるところ、これらの事実によれば、(ア)T獣医科医院の治療費も含めた治療合計六万五三〇〇円、(イ)タクシー代金二七三〇円については、本件事故と相当因果関係のある損害と認められるが、(ウ)首輪代については、新たな首輪から、直ちに破損した首輪の時価額を推認することはできず、経過年数によっては時価としての評価は困難であることからすると、本件証拠上は、損害の評価が困難である。

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