裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 名古屋高裁S62-2-18

交通事故の裁判例

保険約款で疾病が間接の原因となって生じた傷害を免責とする旨規定されている傷害保険普通保険金請求は認められないが、そのような免責規定のない自動車保険、交通事故傷害保険普通保険金請求は認められるとした。

交通事故の裁判例判旨

本件保険約款には、急激かつ偶然な外来の事故により被保険者が身体に傷害を被り、保険会社が被保険者に対して保険金の支払義務が生じた場合において、被保険者が傷害を受ける以前から存在していた傷害、疾病等の影響により傷害が重大となった場合、又は、被保険者が保険事故による傷害を被った後に右事故による傷害とは別個の原因により発生した傷害、疾病等の影響により傷害が重大となった場合に、保険会社が被保険者に対しその影響がなかった場合に相当する金額を決定して支払う旨の規定があることは当事者間に争いがない。右規定の趣旨は、保険事故が発生しても、保険事故以外の原因が付加されることによって、本来の保険事故に相当する傷害以上にその程度が増大した場合、保険事故以外の原因により生じた傷害分を差引いて本来の傷害の限度にまで修正することを定めたものと解されるから、本件の如く、保険事故と疾病との競合により傷害が発生した場合にも、右規定に準じた割合的認定を行ない、保険によって担保すべき適正な傷害の程度を算定することが許されると解すべきである。

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