裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例: 神戸地裁H15-1-22

交通事故の裁判例

車両の点検整備・修理や乗務予定の者の欠勤のため稼働させることができない車両を除くすべての車両を常時稼働させていることから、控訴人が休車とされた控訴人車両の稼働を他の車両の運行によって補うことができたとはいえないとし、休車損を認めた。

交通事故の裁判例判旨

 以上によれば,控訴人車両の1日当たりの休車損害の額は,前記アの運賃収入3万5666円から前記イの諸経費合計2万1819円を控除した残額である1万3847円であると認められるから,控訴人車両の4.5日間の休車損害の額は6万2311円と認められる。
{35,666-(2,287+56+27+316+17,833+1300)}×4.5=62,311
(3)これに対し,被控訴人は,控訴人車両が修理のため休車したとしても,他の車両の運行によってその稼働を補うことが可能である旨主張し,休車損害の発生を争っている。
 しかしながら,証拠(甲11,19,20,証人A)及び弁論の全趣旨によれば,控訴人は,本件事故当時,35台の車両を保有していたところ,1か月ごとに乗務員約78名の乗務予定を稼働可能な全車両にあらかじめ割り当てており,車両の点検整備・修理や乗務予定の者の欠勤のため稼働させることができない車両を除くすべての車両を常時稼働させていることが認められ,この事実によれば,控訴人が休車とされた控訴人車両の稼働を他の車両の運行によって補うことができたとはいえない。
 したがって,被控訴人の上記主張は理由がない。

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