裁判例集
交通事故の損害賠償の裁判例: 大阪地裁H15-7-30
交通事故の裁判例
物損による生活上及び家業上の不便を被ったことを認め、これらによる精神的苦痛に対する慰謝料を認めた。
交通事故の裁判例判旨
甲八、同一三及び原告H本人尋問の結果によれば、原告建物の表玄関部分を損壊され、被告との損害賠償交渉が難航したことも相まって、原告Hらは、年末年始を含む一か月以上にわたって、表玄関にベニヤ板を打ち付けた状態で過ごすことを余儀なくされ、それによって、生活上及び家業上の不便を被ったことが認められ、これらによる精神的苦痛に対する慰謝料としては、二〇万円が相当である。