裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例:高松地裁H18-7-11

交通事故の裁判例

本件事故当時17歳の少年であった加害者は、経済的、社会的に親権者から既に独立した生活を送っていたとはいえず、親としてはなお加害者を監督すべき立場にあり、その生活状況に照らし、監督することも可能であった等として、親は、加害者が日常的に自動二輪車を運転することに対し、親権者として尽くすべき適切な監督義務を怠っており、この監督義務違反は本件事故と相当因果関係があるとして、親は加害者と連帯して、本件事故による損害賠償義務を負うと判断した。

交通事故に係る裁判例判旨

控訴人Xは,自動二輪車を運転する控訴人Yに対し,気を付けるようにとの注意をすることがあったにとどまり,控訴人Yの日常的な運転態度を把握しておらず,本件事故後も控訴人Yに漫然と新たな自動二輪車を買い与えることを承諾しているのであって,このような控訴人Xの指導監督状況は,控訴人Yの運転状況を把握した上,速度違反等の交通違反をしないよう控訴人Yに自覚させるには到底至らない極めて不十分なものであったというほかない。
したがって,控訴人Xは,控訴人Yが日常的に自動二輪車を運転することに対し,親権者として尽くすべき適切な監督義務を怠っていたと認められ,この監督義務違反は本件事故と相当因果関係があるというべきであるから,控訴人Xは,被控訴人らに対し,控訴人Yと連帯して,本件事故による損害賠償義務を負う。

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