裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例:東京地裁H17-6-30

交通事故の裁判例

親と同居して親が扶養していた子が、月15万円くらいの収入があり、両親が自動車を使用していたと認められない場合に、親の運行供用者責任を否定した。

交通事故の裁判例判旨

自賠法三条にいう運行供用者には、自動車の所有者でなくとも、自動車の運行を事実上支配管理することができ、社会通念上自動車の運行が社会に害悪をもたらさないよう監視監督すべき立場にある者も含まれると解するのが相当であるところ、上記認定によれば、被告Xは、被告A及び被告Bと同居し、その扶養を受けていたものと認められるが、他方、被告車の購入・維持管理は被告Xの名義・計算で行っていたこと、被告Xは、高校を退学し、月一〇万円から一五万円程度のアルバイト収入を得ていたこと、被告A及び被告Bが被告車を使用していたとは認められないことからすると、親である被告A及び被告Bとの共同生活及びその扶養がなければ被告Xが被告車を購入及び維持管理することが困難であるとは認められず、被告A及び被告Bが被告車の運行を事実上支配管理することができ、被告車の運行が社会に害悪をもたらさないように監視監督すべき立場にあったということはできないから、自賠法にいう運行供用者には当たらない。

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