裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例:東京地裁H8-5-15

交通事故の裁判例

近い将来に長男と同居予定だった72歳の女性について、就労可能年数を平均余命の2分の1とした。

交通事故の裁判例判旨

甲六、原告本人尋問の結果及び弁論の全趣旨によれば、訴外Yは、本件事故時満七二歳の女性であつたが、夫と二人で、その所有する自宅で、生活を送つていたところ、本件事故の五か月前に夫と死別し、その後、単身で右自宅に居住し、職に就かず、年金や夫とともに築いた資産で生計を立てていたこと、近い将来、長男である原告方で、同原告及びその家族と同居する予定であつたことが認められる。
以上認められる訴外Yの生活状況等に鑑みると、訴外Yは、無収入と認めるのは相当ではなく、賃金センサス平成六年第一巻第一表女子労働者学歴計六五歳以上の年間二九八万八七〇〇円の五割に相当する一四九万四三五〇円の収入を得ていたと認めるのが相当である。
訴外Yは、本件事故当時満七二歳の女性であつたので、その平均余命は一五・一八歳であるので、したがつて、訴外Yは、本件事故により、平均余命の二分の一の年齢に達するまでの七年間(原告らの請求どおり)にわたり、年間一四九万四三五〇円の得ベかりし利益を喪失したものと認められる。

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