裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例:東京地裁H20-7-25

交通事故の裁判例

温泉治療費として、3分の1が損害として認められた。

交通事故の裁判例判旨

証拠(甲二の六)によれば、原告の主治医により、原告の治療には温泉治療が有効である旨の診断がなされており、温泉治療の必要性は認められる。また、証拠(乙九ないし一二)によれば、原告が通った各温泉施設は、治療施設ではないものの、神経痛、関節痛等に対する効用があり、温泉治療として妥当な施設であるというべきである。そして、証拠(甲九の一ないし甲一四六、甲一〇、甲一一の一ないし甲一一の六、甲一二)によれば、原告は、平成一五年五月二〇日から平成一六年二月二九日までの間、温泉施設に通い、総額一六万五七〇〇円を支出したことが認められる(ゆりの郷の平成一五年六月一五日の支出の内一人分を原告の費用と認める。)。
 しかし、証拠(乙一〇)によれば、つくばYouワールドの一回当たりの入浴料は一八〇〇円であり、原告請求の入浴料は高額に過ぎること、原告は、退院後の平成一五年五月に二回、同年六月に一回、同年七月に二回入浴したのみで、同年八月には一度も入浴していなかったにもかかわらず、同年九月以降は症状固定の直前までほぼ毎日入浴しているだけでなく、茨城千代田ラドン温泉センターについては一日に二回入浴している日があるなど、不自然な点が認められる。
 したがって、本件事故と相当因果関係のある温泉治療費は、上記金額の約三分の一である五万五〇〇〇円を相当と認める。

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