裁判例集

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交通事故の損害賠償の裁判例:大阪地裁H17-6-29

交通事故の裁判例

原付自転車を3人で盗み、そのうち1人が運転して、他の者が同乗中に交通事故にあった場合に、同乗者について他人性を否定した。

交通事故の裁判例判旨

被告ら及び訴外Tは、三人でともに原動機付自転車の窃取をしようとの強固な意思に基づき午後八時ころから窃取可能な車両を探し回り、翌日午前三時半に至ったというのであり、三人がともに原動機付自転車を乗り回して遊ぶことについて、利益を享受しようという態度が強く表れており、その意思に基づいて訴外Tが運行したものであるから、三人は運行利益を共有していたというほかはない。そして、三人の力関係はいずれも対等であって、三人でこれを乗り回すことに互いに同意し、上記事実経過の間誰一人異議を差し挟まなかったもので、市大構内から公道上に出た時点において、運転者であった訴外Tとともに本件バイクを占有して同人の運転を間接的に支持し、三人で互いの意欲を高め合うなどして本件バイクの運行について事実上支配をしていた(特に被告Kは原動機付自転車の運転免許を有しており、なおさら支配が可能であった。)といわざるを得ない。
 以上によれば、被告らは、本件バイクの運行について指示制御をなしうべき地位にあり、運行支配があったと認められ、本件バイクを乗り回して遊ぶという運行利益を共有していたと認められ、運行供用者に該当すると認められる。

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